Youtubeは歌手デビューの夢を叶えるためのツールとなりつつあります。投稿した動画をきっかけにインターネット上で話題となり、プロデューサーの目に留まれば、歌手になることも決して夢ではありません。ここではYoutubeをきっかけに歌手デビューを果たした事例を紹介します。
ジャスティン・ビーバー
Youtubeで知名度を上げ、歌手デビューへの道を切り拓いた最たる例が、今や世界の頂点へと上り詰めた知る人ぞ知るカナダのポップミュージシャンのジャスティン・ビーバーです。そんなジャスティン・ビーバーが当初、歌手活動を展開していた場がYoutubeでした。ある時、その活躍ぶりがプロデューサーの目に留まり、レーベルとの契約を締結し、現在に至っています。
Maco
北海道出身、人気シンガーソングライターのMaco。彼女もまたYoutubeから歌手デビューしたひとりです。17歳の頃から地元で作詞・作曲を中心とした音楽活動をしていたというMaco。
テイラー・スイフトなどの洋楽を自分流に訳し、バラードの曲調に乗せて歌っている様子をYoutubeにアップしているうちに瞬く間に人気に火が付き、約半年で動画の再生回数が1千万回超えに。2014年4月、ミニアルバム「22」で見事インディーズデビューを果たし、配信チャートでは総合1位にランクインしました。
神聖かまってちゃん
インターネットを通じてブレイクした注目のロックバンドです。2008年、Youtubeやニコニコ動画で活動を開始し、インターネットでひとたび有名になると、レーベルを移籍したり、テレビに出演したりするなどして活動の幅を広げました。
学校での居場所がなく、一人もがき苦しむなかで彼らの歌詞に救われたという方は少なくありません。当初よりmono(リーダー)、の子(ボーカル・ギター担当)、ちばぎん(ベース・コーラス担当)、みさこ(ドラムス担当)の4名での活動でしたが、2020年のツアーを最後にちばぎんが脱退し、3名で活動を継続する予定です。
米津玄師
今やトップミュージシャンの仲間入りを果たした徳島県出身のシンガーソングライターです。当初はボーカロイドクリエーター「ハチ」として、主にインターネットを舞台に活躍しましたが、その後本名である米津玄師に変更し、インディーズデビューを経てメジャーデビューしました。
2018年、TBS系列ドラマ『アンナチュラル』の主題歌として提供したシングル「Lemon」が大ヒットし、見事その曲で同年末の紅白歌合戦への初出演を果たしました。
Youtube上で公開中の「Lemon」のミュージックビデオの再生回数は1億回を超えており、日本の音楽業界のトップに君臨する秋元康を凌ぐその成長ぶりから、次代を担う音楽クリエイターとして注目を集めています。